うねび内科Blog

2025年問題《その6》社会的処方

「社会的処方」という言葉をご存知でしょうか?

前回、暑くなり、水分摂取をすすめる内容を書きました。

『大事なこと』https://www.unebi-naika.com/blog/entry-140.html

例えば、一人暮らしで、暑くて買い物に出かけられず、

充分に食べられてないために脱水になり、来院した患者さんがいたとします。


この患者さんに点滴をして脱水を改善して帰ってもらうだけだと、

また脱水になるリスクがあります。

同じことを繰り返さないように、

買い物の手助けに介護保険を使ってヘルパーさんを頼んだり、

ケアマネージャーさんに連絡をして宅配食を手配してもらって、

脱水にならないようにするのが「社会的処方」の一例だと思います。


うねび内科クリニックでは、高齢社会に対応するべく、

この社会的処方を活用して、

高齢の方にもより良く生活していけるお手伝いができるように、

日々、頑張っています。