うねび内科Blog

徒然なるままに、院長木村がブログをつづっています。日々感じること、季節のこと、プライベートのことなどもいろいろお話しています。普段の診察ではなかなかゆっくりとお話することができない患者様とのコミュニケーションの場と考えています。もちろん、医療のこと、クリニックのこともお話しています。

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お待たせしています

10月11日のブログでお知らせしました、

マイコプラズマ肺炎の流行がまだ続いています。

ブログ記事はこちら→ >>「久しぶりになりました」


当院にも小さな子供さんのマイコプラズマ肺炎の患者さんが多く来院されます。

また、例年10月から12月はインフルエンザワクチン接種の期間にあたり、

さらに、今年から新型コロナウィルスワクチンもこの時期に始まり、

連日、クリニックにはたくさんの患者さんに来院していただいています。


毎日、朝の診察も30分繰り上げて開始し、

夕方の診察も準備が整い次第16時半過ぎには開始して、

できるだけお待たせしないよう努力を重ねています。

スタッフも精一杯の頑張りで連日働いてくれています。


以前より待ち時間が伸びていますが、

引き続き頑張って行きますので、

どうぞご理解いただきますようお願いいたします。

いざというときに備えて‥

今日は、橿原市・自治委員連合会 合同防災訓練に、

朝9時から参加してきました。

橿原市に、震度7直下型地震があり、

甚大な被害が発生した前提での訓練でした。

寒い中、たくさんの方が参加されました。


橿原消防署、橿原警察署、陸上自衛隊、救助犬のシェパードも参加、

自衛隊によるカレーの炊き出しの実演などもあり、

実戦的な訓練でした。


僕は、災害現場から救出された方が救護所に運ばれ、

救護所で重症度を判定して救急車に乗せる係でした。


避難所に重症度の高い方が10人以上担架で運ばれて来ますが、

救急車は2台しか来ない状況です。

命の選別、トリアージの訓練でしたが、

訓練とはいえ、病院に搬送しきれない方は、

救護所で亡くなるかもしれないと想像する中で、

災害の怖さを感じました。


災害大国の日本では、いつどのような災害が起こってもおかしくない中、

改めて日頃の備えと心構えが重要だと思いました。

どちらからでも大丈夫です

当院のトイレのドアは、

車椅子の患者さんでも一人で出入りできるようにしています。

車椅子に乗りながら、

トイレのドアを手前に引いた際も、

車椅子に当たらずにスライドして開きます。


最近は、車椅子でトイレに入るときも出るときも、

押して移動が移動できる、より使いやすいタイプがあるとのことで、

昨日は、どちらから押しても大丈夫なより使いやすいタイプの扉へ

付け替え工事を行いました。

使い心地を試してみてください。

麻薬免許証

今週は、麻薬施用者免許証の更新手続きがありました。

麻薬は、あまり使う機会がありませんが、

有効期限が年末に切れるので、更新申請をしました。


麻薬は、在宅療養している癌患者さんの痛みの緩和で使います。

僕が医師になった頃の医療麻薬は、

副作用が大変でした。

しかし近頃は、副作用が少なく鎮痛効果も早く出現する

効果的な医療用麻薬があります。


麻薬を使うことを心配される患者さんや家族の方には、

「痛みがひどくなる前に、少しずつ使用した方が

患者さんも痛みに耐えることもなく、

自宅生活をしていただけます。」と説明しています。

麻薬という名前が使うことに拒否感があると思うので、

医療用麻薬であることをきちんと説明して、

癌末期の痛みを和らげる緩和医療に、

理解いただけるようにしています。