うねび内科Blog

徒然なるままに、院長木村がブログをつづっています。日々感じること、季節のこと、プライベートのことなどもいろいろお話しています。普段の診察ではなかなかゆっくりとお話することができない患者様とのコミュニケーションの場と考えています。もちろん、医療のこと、クリニックのこともお話しています。

ブログ一覧

秋の恒例行事

昨日は、クリニックのエアコンの分解掃除の日でした。

夏の間、冷房運転、除湿運転を繰り返し、

内部のホコリやカビの付着があります。

この時期、もう冷房運転が必要なくなったころに、

毎年業者さんにきてもらい、

分解してパーツごとに消毒液に浸けてキレイにして、

もう一度取り付けてもらいます。


また明日からキレイな空気で使用できます。

クリニック開業以来の秋の恒例行事です。

グラングリーン大阪へ

週末は、梅田で医療機器フェアーがあり、

今年の3月にオープンしたグラングリーン大阪に初めて行ってきました。

とても広くてびっくりしました。


昨年のフェアーでは、

現在、当院で奮闘中のラボットの”あずき”を導入して、

皆さんに可愛ってもらっています。


今年検討しているのは、自動受付機の導入です。

これから、いろいろな業界で人手不足が予想されています。

医療業界も例外ではありません。

当院でも受付スタッフの不足で、

今後は自動受付機を導入することで、

こういった状況に対応できないかなと考えており、

実際の使い勝手などを見に足を運んだのですが、

思っていた以上になかなか便利で、

高齢の患者さんでも簡単に操作できるものでした。


フェアを見てからは、新しくなったグラングリーン大阪をうろうろ、

本当に広くていい運動になりました。

「在宅医療の今とこれから」

先日、第7回橿原地区医師会市民公開講座が行われました。

今年のテーマは「在宅医療の今とこれから」です。


在宅医療とは、高齢で通院できなくなった方、

癌末期の方で病院より自宅で最期を迎えたいと思われる方、

認知症で通院が大変な方などが対象となり、

対象となる患者さんの自宅にかかりつけ医が往診や訪問診療をすることです。


在宅医療は、病院で行う高度な医療はできません。

自宅で病気を治すのではなく、

患者さんの病気や老化と向き合いながら、

自宅で家族と最期まで一緒に過ごすことができるように、

医療、介護を通じて暮らしをサポートします。


当院でも、ケアマネージャーさんと連携して訪問診療を行っています。

月1回訪問診療をする方、毎週訪問診療をする方など、

僕が自宅に行く回数は患者さんごとに違いますが、

毎月60〜70人の方の訪問診療を行っています。

年間10数人の方が自宅で最後を迎えるときに立ち会います。


誰もが歳を取り、いつかは亡くなります。

いい人生だったと最期を迎えることができる、また、

家族と静かに最期の時間を過ごすことができるような形が、

訪問診療の理想です。

水銀の話し

5年前まで、診察室で医師が血圧をはかる時に使う血圧計には、

水銀が使われていました。

水銀を使った製品の廃棄などで、環境や人体への影響が問題になり、

水俣条約で徐々に水銀を使った製品が無くなってきました。

医療界では、水銀血圧計がアネロイド血圧計に変わりました。


同じく水銀を使った製品に蛍光灯があります。

2027年に製造販売がなくなるとのことです。

朝から夜まで長時間点灯している蛍光灯が、

診療時間帯に切れることもあり、

蛍光灯のストック切れが無いように気をつけていました。

そのため、2027年には少し早いですが、

当院は、日曜日に朝から電気工事を行い、

蛍光灯をLEDに変えてもらいました。

明るくなったのと、

蛍光灯のストックに気をつける心配がなくなりました。

インフルエンザが流行期に

今年は、7月から9月は新型コロナウィルスの第13波の流行で、

発熱や咽頭痛の方がたくさんおられました。

代わって9月中旬から、

クリニックでも発熱患者さんの中で、

インフルエンザと診断される方が増えてきました。


厚生省は、先週からインフルエンザが全国的に

流行期に入ったと発表しました。

まだこれからインフルエンザ、新型コロナウィルスワクチンの接種が始まるというのに、

例年よりもずいぶん早い流行期入りだと思います。


そんな中、週末はクリニック前の焼肉屋さんで焼肉会、

お肉モリモリ食べてエネルギー補給してもらいました。

いつもお母さんが仕事から帰ってくるまで待ってくれているスタッフの子供さん達も、

たくさん参加してくれました。

また今週もスタッフと一緒にがんばります。