うねび内科Blog

住宅環境と健康について

先日ブログに書いた旧木下邸は、数寄屋造近代和風住宅です。

数寄屋造(すきやづくり)とは、茶室風の様式を取り入れた建物のことで

装飾を排し簡潔な造りで、わびさびを重んじた建築物のこと、


おもてだった華やかさはないけど、

見えないところで、工夫やこだわりがあり、

僕が一番好きな建築様式です。

旧木下邸はとても立派な建物ですが、

現代の暮らしと比べると日々の暮らしは大変そうだなとも思います。

日本家屋は、風通しが良い反面、冬場は住宅内温度が低いのです。

奈良県にはそのような家が多いのではないでしょうか。


僕の母校の奈良県立医科大学でも今、

住宅環境と健康について研究されているそうです。

これからの冬の間は、

お風呂場やトイレで、心筋梗塞や脳卒中が増えます。

普段の診察でも、

高齢の患者さんに温度差に気をつけてもらうように伝えています。


毎年、入浴中に死亡する方が16,000人くらいいて、

交通事故で亡くなる方を大きく上回っています。

高齢の方には繰り返しお伝えしていますが、

十分に気をつけてください。